「ホームジム」と「スポーツジム」のメリット、デメリットを徹底解剖!
この記事で、あなたがどちらに通うべきか解決します!
断言します。
ホームジムでも良いカラダは作れます。
今回は、スポーツジムとホームジム(家トレ)の違いについて紹介します
メリットだけでなく、デメリットも理解して、皆様のトレーニングに役立てば幸いです
筋トレ=ジムに行くこと ではない
- スポーツジムに通うこと
- ホームジムの器具を買うこと
これらは目標に達するための手段であり、目的ではありません。
皆様に目指していただきたい最終目標は
「運動不足を解消して、健康なカッコいいカラダを手に入れること」 です。
この記事ではそのための手段として、
- ホームジムのメリットとデメリット
- ホームジムの器具の選び方
を完全解説していきます。
ほんとに効果的なホームジムとは?
そもそも私が言っているホームジムは、
「自宅で効率よく筋トレができる環境づくり」を作ることです
”効率よく”という部分がミソです
極論を言えば、腕立て伏せやスクワットなどの自重トレーニング(自分の体重だけで鍛えるトレーニング)だけでも、ある程度の筋肉は付けられます
しかし、器具を使わない自重トレーニングでの筋力アップは、簡単なように見えて、ものすごい精神力と根気、そして時間が必要です
自重トレーニングがダメなわけではないけど、効率が良いとは言えない
例えば、「腕立て伏せ」は大胸筋(胸の筋肉)と上腕二頭筋(腕の力こぶ)を鍛えられる種目です。
あなたが、なんとか10回、腕立てできる人だと仮定すると、
この状態から筋力アップするには、少なくとも11回やる必要があります。
なんとか11回できたら次の日には12回。その次は13回、14回・・・・・・と、回数を徐々に増やしていくしかありません
筋トレをしたことがある人ならわかると思いますが、高回数の筋トレはキツい!
筋肉に限界が来るよりも先に、気持ちが切れてしまいます。
筋肉が大きくなる前にメンタルが折れるよ。。。
また、回数が伸びていくほどトレーニング時間も長くなってしまいます
ダンベルなどの器具を使えば、トレーニングする時間は変わらず、より効率的に筋力アップができるのです
ステップアップしたければ、回数はそのままにで重量を増やすだけなので、トレーニングにかかる時間は変わりません。
自重トレーニングでも筋力アップは可能ですが、より効率的に、気持ち的にも楽にトレーニングするために、器具の使用をおすすめします
ホームジムのメリット(良い点)
大きく分けて4つあります。
- 費用
- 時間
- 他人との接触
- モチベーション
1. 費用
スポーツジムは一般的に月額制です
立地やトレーニング器具の充実度、シャワーやサウナの有無によって変わりますが、だいたい月額5,000円程度が相場です
これに加えて、入会金や解約料が発生することもあります
1年間通った場合、少なく見積もって6万円くらいのお金がかかります
これに対して、私が紹介するホームジムの最安プランは、1万円です。
月5000円のスポーツジムに通う場合と比較して、2か月で元が取れる!
私が通っていたジムは月額6500円でしたので、「2年で元が取れれば良いや」と考えて、15万円分のホームジム器具を揃えました
購入した器具はこちらの記事で細かく解説しています
ホームジムになってから4年間が経過したので、費用的には元が取れました
これから先は、半永久的に無料で器具を使ったトレーニングができるようになります
費用面では、ホームジム優勢!
2. 時間
ホームジムのメリット2つ目は時間の短縮です
ジムに行くための移動時間が無くなります
自宅にジムがあれば、思い立ったらすぐトレーニング開始できるのです
例えば、近所のスポーツジムに通う場合と、自宅でのトレーニング(ホームジム)を、「時間の観点」から比較してみましょう
【近所のスポーツジムに通う場合】 合計80分
- 10分 スポーツジムへ行くために身だしなみを整え、着替える
- 15分 ジムへの移動時間
- 40分 トレーニング時間
- 15分 自宅への移動時間
【合計80分】
【自宅でのトレーニング(ホームジム)の場合】 合計41分
- 30秒 ジムへの移動時間
- 40分 トレーニング時間
- 30秒 トレーニング後、風呂場へ直行
【合計41分】
このように、ホームジムは拘束される時間が少ないため、自分に無理のない範囲でトレーニングを継続しやすい側面があります
また、スポーツジムの場合にかかるお金(隠れコスト)として、このようなものもあります
- ヘアセット剤や化粧品、コンタクト等の消耗品類
- 移動のための交通費
- 人前で着て恥ずかしくない綺麗なトレーニングウェア
- トレーニング終了後の着替え
ホームジムの場合は、
- 服はパジャマのままでもOK
- 髪の毛はボサボサでもOK
- メイク等も必要ない
と、時間だけでなく金銭面にもメリットが多くあるのがわかります
筋トレは家でやると決めてしまうのもアリ!
さらに、ホームジムは時間を細かく分けてトレーニングできるのもうれしいポイント
ほんのちょっと、調整程度にトレーニングしたい場合、ジムだったら移動だけで30分程度かかりますが、ホームジムは思い立ってからトレーニングに取り掛かるまで2分もかかりません
筋トレ時間は短いのに、移動で時間がかかってしまうとQOL(生活のクオリティ)は低下します
皆様には、時間に無駄なくトレーニングできるホームジムの快適さを体感していただきたいです
時間の使い方が自由なホームジム優勢!
3. 他人との接触
他人に会わなくて済むのは大きなメリットだと言えます
感染症予防としてはもちろん、自分一人だけの空間なので気を遣う必要もありません
好きな音楽をかけてトレーニングしても良いし、テレビでYouTubeを見てトレーニングしても良いんです
また、スポーツジムに行くなら、ヘアセットをして、服装にも気を使う必要があります
ホームジムなら服装は何でも良く、極論をいえば髪の毛がボサボサでも問題ありません
「雨が降ってるからジム行く気が失せたな~」 とか
「この時間から支度してジム行くのだるいな~」といったことは、ホームジムなら関係ありません
トレーニング開始までの潜在的な心理的ハードルはグッと下がります
映画見ながらトレーニングするのが好き・・・
4. モチベーション
4つ目はモチベーションです
あなたは、歯磨きせずに寝ることが出来ますか?
もちろん寝ることはできるけど、ちょっと気持ち悪いな~と思いますよね
それはなぜか? 歯磨きすることがあたりまえになっているからです
トレーニングも同じように、やることが当たり前になり、生活の一部となれば抵抗なくトレーニングを継続していけますよ
この「習慣化する」ことが、多くに人にとって大変なのです
産経新聞の記事によると、スポーツジムでは、半年で70%の会員が退会し、そして1年後には90%もの会員が辞めていくそうです
つまり、スポーツジムを辞めることなく1年以上続けられる人は、10人に1人だけなのです
その理由は、スポーツジムの構造上、辞めるのが簡単だからではないでしょうか?
多くのスポーツジムは月額制なので、例えば仕事や学校が忙しい時期に、
「ジムに最近いってないな~、お金がもったいないな~」
と考えてしまい、解約手続きをしてしまうのです
その後、時間に余裕ができても、ジムに再入会する人は少ないでしょう
その一方で、ホームジムはお金は払って初期投資をしている状態なので、
せっかく買ったのに使わないともったいない!
というメンタルになり易いです
そして仕事や学校が忙しい時期でも、
「寝る前に5分だけトレーニングしよう」
といった使い方も可能で、結果的にトレーニング継続をしやすくなります
ホームジムのデメリット(良くない点)
デメリットも同じく4個あります
- 初期費用
- 部屋のスペース
- 器具のグレード
- モチベーション維持
1. 初期費用
ホームジムのデメリット、1つ目は初期費用です
メリットでも書いた通り、ホームジムは、トレーニング期間が長くなればなるほどコストパフォーマンスが上がります
しかし、1か月で筋トレを辞めてしまった場合は、器具を購入したお金が無駄になってしまいます
目標としている大会に向けて、1か月だけ集中的にトレーニングする場合などは、スポーツジムに行った方が金銭的にお得になる事が多いと言えます
また、「筋トレを継続できるのか不安だ。。」という人は、ジムの無料体験や体験入会などのシステムを利用するのもおすすめ
スポーツジムでいろいろな種類のマシンに触れて、トレーニングの楽しさを見つけてからホームジムに移行するのも良い選択肢だと思いますよ!
最近は、自宅にいながらプロのトレーナーが面倒を見てくれるサービスも充実していて、下の記事のクラウドジムはおすすめです!
2. 部屋のスペース
ホームジムを作るには、器具を置くスペースが必要になります
ホームジムを作っていく中で、最も大きな壁がこれです
私の場合、スポーツジムと遜色ないレベルのトレーニングがしたかったので、6畳部屋をまるまる1部屋トレーニングルームとしています
しかしながら、今回はデメリットを少しでも軽減するため、1畳(1.8m×0.9m)のスペースでもホームジムが作れる方法をご紹介しています
このくらいのスペースならば、部屋の隅の方など、何とか捻出できる方も多くなるのではないでしょうか
私もホームジム初期の頃は1畳でトレーニングしていました
部屋は賃貸で狭かったですが、割と快適にトレーニングしていた記憶があります
部屋の片隅にトレーニング器具が置いてあるのは、最初の1週間くらいは違和感でしたが、インテリアの一部として馴染みました
「スペースの問題」という、ホームジム最大のデメリットは、その限られたスペースに合う器具を選定することで大幅に縮小できます
その手伝いをするためにこのサイトが作られました!わからないことはガンガン質問してね
3. 器具のグレード
ホームジムのデメリット、3つ目は器具のグレードです
スポーツジムに置いてある器具は業務用マシンと言って、高級感があり使用性も抜群です
当ブログで紹介している器具はどれも家庭用で、高級感や使いやすさ、耐久性能などは業務用に勝てません
器具のスペックが 業務用>家庭用 なのは間違いない!
しかし、家庭用でも一人で使用する分には全く問題ありません
スポーツジムのマシンは1日に何十人もの人が使うため、かなり余裕を持った設計となっています
私は4年以上ホームジムで器具を使用していますが、1度も壊れたことはありません
筋トレで最大の効果を得るためには、反動は使わずに、ゆっくりと上げて、ゆっくりと下ろす動作が重要です
家庭用品を使うことで、より丁寧にトレーニングする癖を身に着ければ、器具は長持ちするし、トレーニング効果は上がるし、一石二鳥です
パワー!!!ハッ の一発ギャグでお馴染みの、お笑い芸人の中山きんにくんのトレーニング風景を見たことがあるでしょうか?
あの素晴らしい肉体は、誰よりも丁寧に器具を扱い、丁寧な動作によって生まれているのです
マッチョほど器具に優しい!
4. モチベーション
メリットとして、「ホームジムは習慣化しやすい」こと、「他人との接触がない」ことを上げました
しかし、「他人と接触しない」という事は、他人から良い刺激が得られないという事です
スポーツジムに通っている頃は、トレーニングエリアで見かけた爽やかマッチョに「負けないぞ!」という気持ちでトレーニングを頑張れる日もあれば、新顔のかわいい子がいる日にはいつもより5kg重い重量で頑張ってみたり、妙に余裕そうな顔でトレーニングしてみる日もありました
その一方でホームジムには、良くも悪くも他人からの刺激がありません
誰かと比較するのではなく、過去の自分との勝負になります
Twitterでトレーニング仲間を見つけたりなど、自分なりのモチベーションアップ方法を探していきましょう
SNSを有効活用して、トレーニング仲間を見つけるのが良いよ!
メリット・デメリット まとめ
ホームジムとスポーツジムには双方に良さがあることをわかっていただけたでしょうか
総合的に考えると、ホームジムの魅力は、そのコストパフォーマンスだけでなく、時間の節約になる事、他人に会わなくて良いことも大きいと感じます
デメリットも理解した上で、予算とスペースに応じてホームジム作りを検討していきましょう。
「本当に私の家でもホームジムが作れるのかな?」と不安なそこのアナタ!
安心してください。作れますよ!どんな家でもホームジムは作れます
次の記事で、具体的なおすすめ3プランを解説します
- 狭いスペースの人向け、低予算で1万円のホームジム
- すべての方に最もおすすめな2~4万円のプラン
- ガチ筋トレ(大会に出るレベル)の方へ、10万円以上のプラン
続きは次の記事へ(下のリンクから進めます)
この記事が参考になれば嬉しいです
このサイトでは、ホームジムについての知識や情報を発信しています
筋トレの知識を高めるために、ぜひこのサイトを有効活用してください
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