気がつけば、最後にこのブログを更新してから半年が経っていました。
そしてそれは同時に──ホームジムからも半年間、遠ざかっていたということでもあります。
理由はシンプル。
忙しさ、疲れ、そしてモチベーションの低下。
よくある言い訳ですが、気づけばトレーニングウェアにはホコリがうっすら積もり、
あれほどこだわって作ったホームジムも、ただの物置と化してしまっていました。
では、半年間ホームジムを使わなかったら、身体はどうなったのか?
筋肉は? 体重は? メンタルにはどんな影響があったのか?
そして、久しぶりにトレーニングを再開して改めて気づいた「ホームジムの本当の価値」とは?
今回は、自分のだらしない現実をさらけ出しながらも、
“サボり期間”を経たからこそ見えてきたことを正直にお話ししたいと思います。
今、少しトレーニングから離れてしまっているあなたにも、
きっと刺さる内容になるはずです。

お恥ずかしいですが、、、サボっていました
- 半年間、筋トレをサボっていた人の身体はどうなった? 筋肉は? 体重は?
- メンタルへの影響
- 半年サボったからこそわかった、筋トレの価値
- 半年サボると、胸筋は脂肪と化し、「ちょっとガタイのいいぽっちゃりさん」になる
- 自分への罪悪感と、変わりゆく身体へのショックで精神的にも病む
- 脳の構造上、筋トレは「意志」ではなく「仕組み」で続けるもの



家トレに関することはお任せください!


【前提】なぜ半年もホームジムを使わなかったのか?


かつては週3〜4回の筋トレを欠かさなかった私が、なぜ半年もサボってしまったのか。
最初の1ヶ月は明確に理由がありました。



仕事がとにかく忙しく、家に帰れば寝るだけ。まさに“生きるために働く”ような状態でした。
ですが問題は、その後です。
仕事が落ち着いたあとも、筋トレを再開できなかった。
理由は、1ヶ月のブランクで“筋トレのない生活”が新たに習慣化されてしまったこと。
そして、一度離れてしまうと「再開するのが怖くなる」という心理的ハードルが、想像以上に高かったのです。
人間の脳は、毎回「やるぞ!」と意志の力で行動を起こし続けるのが苦手です。
だからこそ、「月曜と水曜は筋トレの日」など、考えずにできる“仕組みづくり”がとても重要なのです。
【身体の変化】筋トレをやめたらこうなった


体重は72kgから68kgに減少。



一見「痩せた?」と思うかもしれませんが、実態は「筋肉が落ちた」結果の減少です。
胸筋は柔らかくなり、お腹には浮き輪のような脂肪が…。
腕周りのサイズはなんとなく維持しているものの、以前のような“硬さ”と“張り”は消えてしまいました。
さらに、座っていると腰が痛むようになり、疲れやすさも明らかに増加。



筋トレってやっぱり大事だよ。過去の自分に、本気で説教したいです。
【メンタルの変化】筋トレをやめると心も鈍る


半年間、筋トレをまったくしなかったことでメンタルにもはっきり変化がありました。
気分が落ち込みやすくなり、ストレス耐性が低下
明らかに気分が優れません。筋トレ全盛期が100%の元気があったとして、この半年間は60%くらいで生活していました。上司からのストレス等にも必要以上に落ち込むようになり、楽しい人生とは言えない半年でした。
おそらく、今までは筋トレをすることで脳内物質が出ていました(トレーニングにより、テストステロン・セロトニン・ドーパミンなどの幸せホルモンが分泌され、メンタルが安定し、ポジティブな思考になります。)
- 自然と健康的な生活を意識するようになる
- 年齢に関係なく若々しくエネルギッシュになる
- 精神的に安定する(トレーニングにより、テストステロン・セロトニン・ドーパミンなどの幸せホルモンが分泌される)
- 自信がつくので明るい性格になる



政府も2023年11月に「健康のため、週2~3回の筋トレが良い」と推奨するコメントを出していました
生活リズムや自己管理の崩れ
筋トレをしていない期間は、だらだらYouTubeを見たり、スナック菓子を食べたり、ダメだと分かっているのに抜け出せない生活が続きました。
脳は自分が思っている以上に楽な方へ逃げる性質があります。筋トレしないといけないなって思いつつも、その1歩がなかなか出ずに苦しみました。



自己管理できない人間に自分がなるとは思わなかった・・・
モチベーションの負のループ(やらない → 自信なくなる → さらにやらない)
筋トレをしていない自分が大嫌いになってきます。
自己肯定感は下がるばかりで、常時、鬱っぽいネガティブな感情に支配されて、更に動けなくなる負のループでした。
この負のループから抜け出すきっかけになったのが、2025年5月のスパルタンレースへの参加です。
かつては余裕だった種目が全然こなせず、両脚が攣ってリタイア寸前。



筋力・体力の衰えを全身で実感し、心底、自分に失望しました
【ホームジムの変化】半年間放置された機材はどうなった?


半年間、ノーメンテで放置していたダンベル、バーベル、パワーラックがどうなったかというと・・・
ホコリまみれになっていましたが、雑巾で拭いてあげたらキレイになりました。
錆びていないか心配でしたが、鉄のシルバーがくすんでいる程度で、ほんの少ししか酸化していないです。これは、シリコンスプレーで日々掃除していたので、ある程度コーティングされていた為だと思われます。



完全に洗濯物干しに使われていたパワーラック・・・ほんまにゴメン!
ホームジムを末永く使うためにも、やはりメンテナンスは重要です。
【再始動】復帰初日に感じたこと


久しぶりにパワーラックでベンチプレス(軽めの40kg)をしてみたら、
筋トレ後のあの「爽快感」が一気に蘇りました。
「これだよこれ!!!」
心も身体も一気にスイッチが入る感覚。
筋肉痛も3日間続いたけれど、それすら心地よかった。



やっぱりホームジムあってよかった!
無理せず、小さく再開するコツ(1日10分でOK)
久しぶりの筋トレは、10分間だけベンチプレスをしてOKとしました。まずは筋トレというものを思い出しつつ・・・
大事なのは、まず始めること。そして習慣化することが重要なので、頑張らなくてもいいと思うようになりました。結局サボってしまったら身体は退化するわけで、やっただけ偉いと自分を褒めましょう。
筋トレを習慣化するための仕組み作りが大事
私の場合は、カレンダーにマルバツを付けて自分を管理しています。





トレーニングした日にカレンダーに「◯」、
しなかった日は「✕」をつけるルールを採用。
必ず寝る前にカレンダーに記入します。
1週間のうちにマルが3個以上あればOKとしています。
【まとめ】半年サボって学んだ3つのこと
- 筋トレは「やる気」ではなく「習慣」で続けるもの
- ホームジムは裏切らない。使うかどうかは、自分次第
- サボっても、また戻ればいい。ゼロに戻ったわけじゃない
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